ロンドンのバーリントンアーケードで靴磨き体験

革靴・服飾

ロンドンのバーリントンアーケードやフォートナムアンドメイソン等で見かける路上靴磨きの立派なスタンド。イギリス式の靴磨きを体験すべく、出国前にトライしてみました。この記事では、スタンドでの靴磨きの工程等を紹介します。

どこでやっている?

バーリントンアーケード

靴磨きサービスの運営母体は、TopShineという会社です。フォートナムメイソンの4階とバーリントンアーケードでサービスを提供しています。新店舗のオープン記念イベントなど、スポットで出張することもあるとのこと。営業時間は月~土の10時~18時(フォートナムメイソン)、10時30分~18時(バーリントンアーケード)ですが、特にフォートナムメイソンでは、途中休憩のため長時間離席していることもあるので要注意。

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この日はクロケットアンドジョーンズでオールソールしたオードリー3を受け取った後(詳細はこちら)、その足でバーリントンアーケードのスタンドへ向かいました。隣にはチャーチがあります。
担当してくれたのはモハメドさん。こちらで働く傍ら、大学院でプログラミングの勉強をしているとのことでした。

費用は7ポンド

靴磨きの工程

立派なスペース

①汚れ落とし

ブリストルとのことでしたが、見た目はタピールのシュムッツブラシに似ています

まずは馬毛のブラシで埃を払ったあと、霧吹きに入った液体洗剤のようなものを布に取り汚れを落としていきます。ファクトリーに預けていたこともありワックスは塗布していませんでしたが、きっちり鏡面を仕上げている場合には、別の道具を使って対応するのかもしれません。

②コバインキ塗布

右上のビンがコバインキ

日本で使用されているものと似たようなものを使ってコバインキを塗布していきます。黒と茶色の2色を使い分けているとのこと。

③クリーム塗布

小さめのスポンジにクリームを取り、靴全体に塗布していきます。クリームはオリジナルブランドのもの。Made in UKとのことですが、いずれかのシューケアブランドがOEMしているのかまではわかりませんでした。ちなみに、フォートナムメイソンの4階で同ブランドのシューケア製品が購入できます。

④ワックス塗布

ペネトレイトブラシよりも一回り大きめ

日本での靴磨きと違うのはこの工程で、クリーム塗布後のブラッシングを経ずに、小型のブラシにワックスを取り、履きジワのある部分を含めて、靴全体に塗布していきます。ワックスはかなり柔らかめの状態で、量としては、重ね塗りはせず、全体に一塗りする程度でした。 ワックスもオリジナルブランドのものを使用。3月にロンドンで開催されていたWorld Shoeshining Championship(Y”s shoeshineの杉村さんが優勝された大会)でも、他の出場者は靴全体にワックスを塗布していた記憶なので、ワックスに対する考え方が異なるのかもしれません。

丸形のブラシを使用

⑤ブラッシング

両手にブラシを持ち、クロスさせるような形で交互にブラッシングしていきます。片手でブラシ一つで行う場合と実用面での違いはなさそうなので、もっぱらパフォーマンスとしての意味合いが強いものと理解しました。

⑥クロスでの乾拭き

⑦片足終了したら、もう片足も同じ工程を繰り返して完成

ここまで所要時間は15分ほどでした。

思い出作りにはぴったりかも

日本での靴磨きブームを踏まえると、ともすれば靴磨き=鏡面磨きといった向きもあるようにも思いますが、汚れ落とし+栄養補給という観点からは必要十分ではないかと思います。もちろん、いずれも自分でできる内容ではありますが、煌びやかなバーリントンアーケードで立派な椅子に座って靴磨きを受ける体験は特別感があり、時間があれば旅の思い出に一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。

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