【バイブリー編】コッツウォルズ観光のモデルルート

ライムストーンの家

ロンドンからグロスターまでの観光モデルルートは前回の記事をご参照ください。

バスとタクシーを上手く組み合わせる

グロスターでグロスター大聖堂やピーター・ラビット博物館を満喫した後、次に向かったお目当ての村はバイブリーです。グロスターからバイブリーまで行くにはバスの接続が悪かったので、サイレンセスターまでバスで行き距離を稼ぎ、そこからタクシーでバイブリーに向かうことにしました。節約も大事ですが、せっかくコッツウォルズまで来たのですから、バス停で待ちぼうけの時間をつくらないように、適宜タクシーを使って効率よく移動するのが賢いと思います。ちなみに、サイレンセスターからバイブリーまではタクシーで10分、料金は15ポンド程度だったという記憶です。

モデルルート(グロスターからホテルまで)

14:10 グロスター
トランスポート・ハブ(Transport Hub)停留所
↓バス882(44分)
15:04 サイレンセスター
    ビーチズ・カー・パーク(Beeches Car Park)停留所
              観光案内所でタクシーを呼ぶ。
15:20
↓タクシー(10分)        
15:30 バイブリー
              可愛い街並みを存分に堪能。
    スワン・ホテルでタクシーを呼ぶ。
    タクシーを待つ間にスワン・ホテルのカフェで一休憩。
17:15
↓タクシー(30分)
17:45 Loads of the manor hotel
              ホテル周辺を散策

トランスポート・ハブ停留所

グロスターのトランスポート・ハブ停留所は、長距離バスも数多く出ている割と大きなバスターミナルです。

長距離バスも多く出ている大きなバス停
バスの車内はこんな感じ。9月平日に乗車しましたが、席は7割程度埋まっていました。

バス乗車時、運転手から切符を購入することもできますが、バス停内の切符売場で買った方が安いです。早めにバス停に着いて切符売場で購入することをお薦めします。

サイレンセスターの観光案内所でタクシー番号をゲット

グロスターからバスで45分程度でサイレンセスターに到着します。

サイレンセスターにはこれといった見どころがないので(私見)、街の中心的存在であるパリッシュ・チャーチ(Parish Church)を横目に観光案内所へ。観光案内所でバイブリーまでタクシーで行きたいので、タクシーの番号を教えてほしいというと、いくつか長距離用タクシーの候補を教えてくれます。

一番左の建物がパリッシュ・チャーチ。入場料無料です。
観光案内所で タクシー会社の一覧表を見せてくれます。

電話したところ、10分後にパリッシュ・チャーチの前に迎えに来てくれることに。バイブリーまで行きたいと依頼すると、値段は15ポンド程度で現金払いのみと言われました。コッツウォルズのタクシーはカードに対応していないようですので、あらかじめ現金を用意しておきましょう。

バイブリー

さて、タクシーにて約10分、いよいよバイブリーに到着です。バイブリーの美しさは、「モダンデザインの父」とも呼ばれる19世紀のデザイナー、ウィリアム・モリスから「イングランドで最も美しい村」と評されたほど。まさにコッツウォルズ観光のハイライトです。綺麗な小川のそばにハチミツ色のライムストーンを使った家々が連なります。ああ可愛い!この街並みは14世紀の姿がほぼ完璧に保たれているそうです。

アーリントン・ロウ地区は14 世紀の家並みが保たれています
ハチミツ色の家々がかわいいです。
9月平日に行ったからか、人はまばらでした。

家の並びに沿って歩いたり写真を撮ったりするだけでとても楽しいです。家の並びに沿って森の中の小道を少し歩くと聖メアリー教会という小さな教会があります。また、近くにマスの養殖場もあるので、時間がたっぷり取れる人は、マスの養殖場見学やマス料理を堪能するのもいいですね。

バイブリーは電波なし!?スワン・ホテル

スワン・ホテルは、バイブリーでも人気のホテルです。ホテルのレセプションで、タクシーを呼びたいのでタクシーの電話番号を教えてほしいと頼んだら、快く教えてくれました。しかし、ここで問題発生…!なんと、バイブリーでは携帯の電波がつながらないのです…!我々の携帯キャリアはgiffgaffとO2なのですが、どちらも通じず。しょうがないのでスワン・ホテルのWifi経由でSkypeで電話することに。さすがに宿泊客でもないのにWifi使わせてくれというのは忍びないので、休憩も兼ねてスワン・ホテルのカフェ(The Swan Bar)を利用しました。これなら気兼ねなくWifiを使えるし、タクシーを待つ時間はお茶できるし一石二鳥です。タクシーは呼んでから10分ほどで迎えに来てくれました。スワン・ホテルのカフェではアフタヌーン・ティーを楽しめますし、ブラッセリ-(The Swan Brasserie)では新鮮なマス料理が楽しめます。昼食を、グロスターではなくバイブリーまで我慢して、スワン・ホテルで食べるという選択肢も素敵だと思います。

スワン・ホテル。その名のとおり、スワンの看板が目印。
目の前の小川には本物のスワンも。
スワンホテルのカフェ。壁紙はウィリアム・モリスっぽい?

ローズ・オブ・ザ・マナー・ホテル

さて、タクシーで移動し、いよいよローズ・オブ・ザ・マナー・ホテルです!ローズ・オブ・ザ・マナーは17世紀に建てられたマナー・ハウスを改築して宿泊施設にしたもの。マナー・ハウスとは、中世の貴族や領主等が所有していた館をいいます。 コッツウォルズらしいハチミツ色のライムストーンを使った建物で、中はクラシックかつエレガントな内装になっています。格付け機関のThe AAからは、ホテルについては4レッドスターを、料理については3ロゼッタを表彰されています。つまりは、施設も料理も高クオリティのホテルです。このホテルが凄く素敵でしたので、別記事にて紹介させてください。

コッツウォルズで人気のマナーハウスホテルThe Loads of The Manor。

その他のコッツウォルズの村に関する記事は以下をご参照ください。
グロスター(ハリーポッターのロケ地、グロスター大聖堂)
ザ・ローズ・オブ・ザ・マナー・ホテル(マナー・ハウスを改築したホテル)
ボートン・オン・ザ・ウォーター(コッツウォルズのベニスとして人気の高い村)

やっぱりツアーが楽という人はこちら

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