一時帰国時に万世橋のブリフトスタンド(BRIFT STANDマーチエキュート神田万世橋)で、ジョンロブとマーキスの靴のトウの修理と預かり磨き(プレミアム磨き)をお願いしてきました。この記事では仕上がりについて紹介します。
ジョンロブ:トウ修理+プレミアム磨き
1足目はジョンロブのレディースモデル、Alba。2年前にジャーミンストリート店のセールで購入したものです。
ソール自体はさほど減っていませんが、どこかでつっかけたのかつま先がえぐれ、糸が露出してしまっていました。シュトゥットガルトにも修理をお願いできそうなお店はありましたが、評判がわからないうえに英語でコミュニケーションが取れない可能性も。。そこで、日本に持ち帰り、BRIFT STANDマーチエキュート神田万世橋で修理とプレミアム磨きをお願いしました。
お店はJR秋葉原駅の電気街口から徒歩3分ほどで行きやすいです。
修理後はこちら。
スチールだとまたつっかけたときに足・靴への負担が大きいかなと思ったのと、コストの観点からラバーにしました(レディースサイズということで1500円)。綺麗に仕上げていただき、わざわざ持ち帰って正解でした。
修理を担当してくださったのはたなぱん先生。修理してくださる方の顔が見えるのは個人的にはとても安心です。これからも修理が必要になった場合はお願いしたいと思っています。
サイズ調整(カウンターライニング修理)をお願いしたオールデンについてはこちらで紹介しています。
プレミアム磨きとは
プレミアム磨きは、「必要最小限のクリームで革に水分、油分を補給し、革本来が持っているポテンシャルを最大限に引き出す」(公式ウェブサイトより引用)ことを狙いとした預り専用のメニューで、靴の状態を踏まえて、汚れ落とし→数種類のクリームを数日かけて浸透させるのが主な特徴とのこと。インスタの投稿を見る限りは、プレメンテ時や修理時に合わせてお願いする方も多い印象です。特にプレメンテの重要性は色々なところで語られているところでもあり、最初にプロの手できちんと手入れしてもらうメリットは大きいのではないでしょうか。
ワックスありとなしのメニューがありますが、プロの方に磨いていただくのはなかなかない機会なので、ヰ藤靴磨店の伊藤さんにしっかり磨いていただきました。
ワックスを乗せたこと自体初めてで、完全に別の靴のよう。妻も驚くとともに喜んでくれて良かったです。
マーキス:プレミアム磨き
マーキスも同じタイミングで預け、折茂さんに磨いていただきました(プレミアム磨き)。ビフォーは撮りそびれました。。まだ勿体なくて1度しか履けていません。笑
荒れていたコバも綺麗に。プレミアム磨きでは、機械を使ってコバを整えてくださるそうで、これもプレミアム磨きのメリットですね。
なお、後日たなぱん先生に靴の状態について伺ったところ、油分過多だったとのこと。クレムを使い続けると起こりやすい症状のようです。納品以来もっぱらクレムしか使っておらず、またおそらく塗りすぎていたので、まさにドンピシャ…そのほか、成分の問題なのか、クラックが出来やすい、カビも生えやすいといった特徴もあるそう。しばらくはサフィールの青缶やブリフトのクリームを使おうと思います。
最後に
信頼できるお店で修理・磨きをお願いでき、改めて日本はいいなぁと思いました。しばらくはセルフケアになりますが、帰国後折を見てまたお願いしたいです。
追加でシガータンカーも磨いてもらいました。そのときの様子はこちらで紹介しています。
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