ロンドンのブラウンズホテルでアフタヌーンティー

アフタヌーンティー
ブラウンズホテルでアフタヌーンティー

最近インスタでアフタヌーンティーに行った方の投稿をよく目にします。長かった規制中のお出かけ欲・アフタヌーンティー欲を発散させたい方も多いのではないでしょうか。本記事では、メイフェアにあるロンドンの老舗ホテル「Brown’s Hotel」でのアフタヌーンティーの様子をご紹介します。

ロンドンのアフタヌーンティー

初めてのロンドンでのアフタヌーンティーであれば、Browns Hotelはそこまでおすすめしません。ちょっと渋いかなと。それよりかは、王道のクラリッジズやリッツの方がわかりやすく華やかでテンションが上がると思いますし、ポップでインスタ映えするアフタヌーンティーがいいならスケッチがおすすめです。

アフタヌーンティーの過去記事はこちら↓

クラリッジズ(Claridge’s)
リッツ・ロンドン(The Ritz London)
スケッチ(Sketch)
フォートナム&メイソン(F&M/Diamond Jubilee Tea Salon)
ゴーリング(Goring)
サヴォイ(Savoy/Thames Foyer)

ちなみに、私の一番のお気に入りはクラリッジズです。

アフタヌーンティーの探し方

上記で紹介した有名所だけでなく、ロンドンでアフタヌーンティーを提供しているカフェはたくさんあります。そして価格帯も様々。アフタヌーンティーを探したいときはAfternoonTea.co.ukというサイトが便利です。クラリッジズやリッツなど高級どころはあまり載っていないですが、もっとリーズナブルなアフタヌーンティーを探して予約したいときは重宝します。ディスカウントもあったりしますよ。

また、ドレスコードや子供の受け入れ可能かもまとめてここに書かれているのが便利です。

Browns Hotelのドレスコードはスマートカジュアル、子供は何歳でもOKです。

Browns Hotelとは

Browns Hotelは、メイフェアにあるロンドンの老舗ホテルです。創業は何と1837年!常連客にはコナン・ドイル、宿泊客としてはアガサ・クリスティ、テディ・ベアの由来であるセオドア・ルーズベルト大統領ナポレオン3世もいます。とにかく歴史ある高級老舗ホテルなんです。

また、ユーミンの「時のないホテル」のCDのジャケット撮影が行われたのも、このホテルです。

Drawing Room

アフタヌーンティーは通常Drawing Roomというティー・サロンで提供されます。ビクトリア女王はDrawing Roomでのアフタヌーンティーが大のお気に入りで何度も通ったそうです。

私が行ったときはコロナ禍のためDrawing Roomは閉鎖されており、Chalie’sという同ホテルのレストランで提供されましたが、店員さんに頼んでDrawing Roomを見せてもらいました。シックで落ち着いた内装でしたが、写真映えはしないかも。

Drawing Roomの様子。
公式サイトより引用。

Chalie’sでのアフタヌーンティー

シックなDrawing Roomと対照的に、Chalie’sの内装は鮮やかな青のソファ席が印象的な華やかな空間でした。至るところに植物の絵が描かれておりとても素敵でした。

ロンドンの名所が詰め込まれた素敵なシャドーアート。

アフタヌーンティーは予約制で£55です。シャンパンをつけたりすると高くなります。茶葉の種類も結構ありました。わかりやすくホテルの名前が付いたお茶があったので、それを注文。茶葉の種類は何回でも変えられます。空いていたためか、店員さんがとても丁寧に種類の説明をしてくれました(今となっては覚えていませんが…)。茶葉の種類に迷ったら、店員さんに聞くといいと思います。

数ページにわたり茶葉が紹介されています。

Browns Hotelのアフタヌーンティーは歴史だけでなく、品質も折り紙付き。Afternoon Tea Awards 2019でその品質が評価され、受賞しています。

花柄のティーセットがなんとも上品で可愛いです。これらの食器はDrawing Roomで提供されている食器と同じです。

最初にサンドウィッチが登場。味は以下のとおり。
①キュウリ、クリームチーズとレモンミント
②スモークサーモン、ケイパーとエシャロット
③ソルトビーフ、ホースラディッシュとマヨネーズ
④マヨ卵とマスタードクレス
⑤エビ、マリーローズ、カリカリオニオンとスモークパプリカ

どれも美味です。ソルトビーフが、他のアフタヌーンティーではあまり出てこない味かなと思いました。

次にスコーンとペストリーが登場。

スコーンはプレーンとレーズン入り。クロテッドクリームとイチゴジャムが付いてきます。スコーンを横に2つに割ってクリームとジャムを塗るのがご作法です。 できたてホカホカで美味しかったです。

ペストリーは5種類。二人でこれをシェアして食べます。もちろん、頼めば無料で追加のペストリーがもらえますが、ここまでくるとお腹いっぱい。おかわり不要で大満足です。

まとめ

コロナのため当初行きたかったDrawing RoomではなくCharlie’sでのアフタヌーンティーとなりましたが、アフタヌーンティーの内容はDrawing Roomで提供されているものと全く変わらず、しかもDrawing Roomよりも華やかな空間で楽しめたので満足です!とはいえ、クラリッジズやリッツに比べて華やかさや満足度は劣るので、最初に行くべきアフタヌーンティーではないかも。一通り王道のアフタヌーンティーを制覇して、次はどこに行こうか迷っている方におすすめです。

Drawing Roomの公式サイト
場所:Ground Floor, 33 Albemarle St, London W1S 4BP

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