4月半ばになりローマも少しずつ暖かくなってきたので、手元のジェイエムウエストン（J.M.Weston）のローファーを一気に手入れしました。
タピールのレーダーフレーゲクリーム
今までは純正クリーム（FAMACO製）を使っていましたが、使い方が悪かったのか特にタンのアッパーが油分でぎらついてきた感じが…
今回は気分を変えて、ドイツ時代の同僚から餞別にもらったシューケアキットに同梱されていた、ドイツのブランド、タピール（Tapir）のレーダーフレーゲクリームを使うことにしました。
日本ではレーダーオイルが特に有名でしょうか。カルバナワックス・ビーワックスなどが配合されており、タピール製品特有の柑橘系の香りがします。環境に配慮したブランドらしく、チューブも100％リサイクルできるそうです。
公式サイトで紹介されている使用法は、アプライブラシかクロスを使って塗布した後、少し乾かしてからブラッシングして馴染ませるというもの。
使用感
普通の靴クリームと比べて粒々感が強め。歯みがき粉に近いといっても良さそうです。
私は指で塗りましたが、粒が大きいこともあってかやや伸ばしづらかったので、公式サイトの紹介どおりブラシなどを使うのもありかなと思いました。
あとは、一ヶ所につけすぎると、伸ばしたときにダマになりやすく、消しゴムのカスのような感じになることがあります。根気よくブラッシングしたり指で払えば問題ないですが、気をつけて使った方が良さそう。
ちなみに汚れ落とし用のレーダーオイル、ドイツでは2000円代くらいだった気がしますが、日本だと高いですね。。。可燃物扱いのため引越し時に捨ててしまったのが悔やまれます。
ケアしたローファー
今回手入れしたのは
・タン（2014年春購入）
・ネイビー（2014年夏購入）
・ミッドナイトエディション（2019年夏購入）
・コンビ（レディース・2019年夏購入）
一番最初に買ったタンは一度オールソール済みです。ベルマークがちょっとかすれてきました。
ネイビーはサハラ砂漠で置き靴写真を撮った思い出深い一足です（笑）黒のローファーは出番が少なそうなので日本に置いてきました。帰ってから手放すかもしれません。
ウエストンのサイズ選びは難しい
このうち、タンとネイビーは6ハーフC、ミッドナイトエディションは6ハーフDです。
青山店で購入時にフィッティングしたときは店員さんのお薦めどおりCウィズがベストだと思っていましたが、タンこそ何とか伸びたものの、ネイビーは数年経ってもまだタイト。
もう頑張れないのでミッドナイトでは一つウィズを上げました。横方向は楽になり、踵も緩くはないですが、これもまだ馴染みきってないです（一度旅行に履いていき途中痛くて泣きそうになりました。。）。色ち買いを考えられている方は、1足目を履きならしてサイズを吟味してからの追加購入をお薦めします。
準備万端になったところで集合写真。今年も活躍してもらいます。
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