シュトゥットガルトから電車とバスで30分のお城、ルートヴィヒスブルク城前の公園Blühenden Barock Ludwigsburgで開催されている世界最大のカボチャ展に行ってきました!この公園、カボチャ祭だけでなく、Fairy-Tale Garden(おとぎ話の庭)というアトラクションが充実していて子供連れにはとてもおすすめです。本記事ではカボチャ祭とおとぎ話の庭の様子をご紹介します。
※ドイツにも1年住んでネタがたまってきたので、ブログタイトルは「ロンドン散財見聞録」ですが、ドイツについてもちょこちょこ書いていこうと思います。ドイツ記事の一覧はブログ上部の緑の帯「ドイツ」から飛べます!
基本情報
場所:Blühenden Barock Ludwigsburg
開催時期:2020年8月28日~12月6日
展示会:9.00~20.30(食事やお土産ショップは10.30~17.30)
公式サイト:http://www.kuerbisausstellung-ludwigsburg.de/
入場料:大人10€、子供4.8€
チケットは公園入口の向かい側(道路を挟みます)のキオスクみたいなところで購入できます。
カボチャ祭の様子
巨大モニュメント
2020年のテーマは「音楽」。ということで、音楽にちなんだカボチャの巨大モニュメントが展示の目玉です!私のお気に入りはカボチャDJ。お城の前の一番目立つ場所にありました。
食事コーナーはカボチャばかり
公園の中には、カボチャのパスタやマウルタッシェンが食べれるお食事コーナーがあります。マウルタッシェンとは、パスタ生地の中に引き肉や野菜が詰まったギョウザのようなこの地方の郷土料理。昔、お肉を食べることを禁じられた修道士がパスタ生地の中にお肉を隠して、こっそり食べていたのが由来だそう。カボチャスープに入ったマウルタッシェンはとても美味しかったです!パスタはいまいち、キュルビス(かぼちゃ)ジュースは全然美味しくなかったです。笑
カボチャのチョコレートケーキも食べました。甘すぎず美味しかったです!
カボチャ販売
お城の前では様々な種類のカボチャが販売しています。一番人気なのがドイツスーパーでもおなじみの赤い皮のかぼちゃHokkaido。きっと北海道由来なのでしょう。
その他にも奇抜な形のカボチャが売っていますが、食用ではないものもあるので要注意!よくよく表示を見て買いましょう。
カボチャの棚
世界中から800種類以上のカボチャが集められ、生産者自慢のものが棚に並べられます。これもかぼちゃなの!?と驚く形のものがたくさんです。
サンドアートと奇妙なカボチャたち
サンド(砂)アートの上に、妙にリアルに顔が彫られたカボチャたち。キャンプファイアーの前ではしゃぐ姿はリアルな酔っ払いのおじさんに見えてきます。
お土産ショップ
お土産ショップには、巨大カボチャモニュメントのグッズやカボチャパスタ・スープの素などの食品が並びます。我が家はもちろん「カボチャDJ」のマグネットを購入しました!
カボチャボート大会は中止
例年、このお祭ではカボチャをくりぬいたボートで川下りをするというクレイジーなレースが行われていたのですが、2020年はコロナのため中止だそうです。残念!
おとぎ話の庭(Fairy-Tale Garden)
おとぎ話の庭は、カボチャ祭の時期を問わず通年楽しめるアトラクションです。追加の入場料はかかりません。(ここから先の写真はコロナ禍前の写真なので、写り込んでいる人はマスクをしていません。)
ラプンツェルの塔からは長い髪の毛が垂れていて、子供たちが「ラプンツェルラプンツェル髪を垂らしておくれ(ドイツ語)」と叫ぶと、音に反応して髪の毛が下りてきます。子供たちが皆「ラプンツェル…」と呪文を叫んでいるのがたまらなく可愛いです!同じような仕組みで、「開けゴマ(ドイツ語)」を叫ぶと洞窟の扉が開くアトラクションもありました。
敷地内を走る汽車やボートもあり、子供たちは本当に楽しそうでした!
まとめ
巨大モニュメントが展示される世界最大のカボチャ展は一見の価値ありです!日本では見たこともないカボチャに出会えるに違いありません。お子様連れの方は是非、おとぎ話の庭にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。