リッツ・ロンドンでは、58ポンドと比較的良心的な価格で、クラリッジズに劣らない本格的なアフタヌーンティーを楽しむことができます。ただし、ドレスコードが厳しかったり時間制限があったりするのでその点は要注意です。この記事ではリッツ・ロンドンでのアフタヌーンティーの楽しみ方や留意点を紹介します。
1. リッツ・ロンドンとは
リッツ・ロンドン(The Ritz London)は日本でおなじみのリッツ・カールトン(The Ritz Carlton) とは違うホテルです。リッツ・ロンドンはイギリス王室によるロイヤル・ワラントを受けている(要は王室御用達の)イギリスを代表する最高級ホテルの一つで、映画「ノッティングヒルの恋人」で登場するホテルもこのリッツ・ロンドン です!
場所はGreen Park駅を降りてすぐと、ショッピング街や観光地からアクセスがよい場所にあります。
お土産を買うのに便利なフォートナム・アンド・メイソンもリッツのすぐ近くにあります。リッツでアフタヌーンティーを堪能した後、フォートナムで紅茶やチョコをお土産や家用に買うというのが駐在マダムや旅行者たちの鉄板コースな気がします。
2. 予約とお値段
予約はこちらの公式サイトからできます。人気店ですので遅くとも1カ月以上前に予約は撮りたいところです。
お値段はシャンパンなしの基本コースが58ポンドです。2020年1月1日からは60ポンドからと値上がりするようです。クラリッジズが70ポンドであることを考えると、同等の豪華な雰囲気を味わえるリッツでのアフタヌーンティーはコスパがよいと言えそうです。
4. 時間と服装に要注意
リッツのアフタヌーンティーは時間制をとっており、毎日11:30、13:30、15:30、17:30に顧客の入れ替えがなされます。2時間あれば普通は十分ゆっくりアフタヌーンティーを楽しめるので、この時間制限はさして気にすることでもないと思いますが、一応要注意です。
また、リッツは世界で最もドレスコードが厳しいホテルとして有名です。男性客はジャケット、タイの着用が義務付けられています。スニーカー、サンダルなどのカジュアルな靴もNGですので、旅行の際にリッツを訪れる場合には革靴やヒールを持ってくることを忘れないでください。
5. 内容
提供されるアフタヌーンティーの内容はこんな感じ。
見た目も味も量も申し分ないです。ただ、リッツは茶葉の種類の交換や食べきれなかったものの持ち帰りができません。クラリッジズは茶葉の交換もお持ち帰りもできるし、ファッジのお土産もついてきます。クラリッジズとリッツ、どちらかにするかは、お値段の差額(クラリッジズ70ポンド、リッツ58ポンド)とリッツのマイナスポイント(時間制、茶葉替えなし、ドレスコードが面倒、持ち帰り不可)の比較衡量で決まる、というところでしょうか。ちなみに私はクラリッジズ派です!
クラリッジズの記事はこちら。
6. まとめ
王室御用達のホテルだけあって、リッツのアフタヌーンティーは豪華で優雅。出てくる品物もおいしいです。ドレスコードは旅行者にとってはやや面倒臭いかもしれませんが、お値段に見合う以上の体験ができると思います。
その他のアフタヌーンティー(フォートナム、スケッチ、ゴーリング、クラリッジズ)の記事はこちらからご覧ください。
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