「シャルボネル・エ・ウォーカー」は創業1875年以来、英国王室やセレブ達を含む多くの人々から愛されてきた老舗チョコレートブランドです。ロンドンであれば、ハロッズ、空港やウェイトローズなど色々な所で手に入ります。少々お高めのチョコですが、本店ではカウンターで好きな種類のチョコを1つから注文できるし、賞味期限が近くなったものをたまにセールしていますのでOld Bond Streetの本店に足を運ぶことをおすすめします。本記事では、英国老舗チョコブランド「シャルボネル・エ・ウォーカー」について紹介します。
基本情報
シャルボネル・エ・ウォーカー(Charbonnel et Walker)
住所:One The Royal Arcade 28 Old Bond Street London W1S 4BT
最寄り駅:Green Park、Piccadilly Circus
営業時間:月~土9:30-18:30、日12:00-17:00
公式サイト: https://www.charbonnel.co.uk/
シャルボネルと英国王室
シャルボネル・エ・ウォーカーは、1875 年に、パリのチョコレート店「メゾン・ボワシエール」にいたシャルボネル夫人とロンドンのウォーカー夫人とで創立されたお店です。そして、その創立にはエドワード7世(後のプリンス・オブ・ウェールズ)の大きなバックアップがありました。創立の頃から英国王室にゆかりがあったのですね。
創立以来、シャルボネルのチョコは英国王室から愛され続けており、今なお英国王室御用達の証であるロイヤルワラントを獲得しています。
女王様のお気に入り
シャルボネルのチョコは全体としてその品質の高さに定評がありますが、特に最高級のダーククーベルチュールで作られたダークチョコレートが有名です。そして一番の人気商品は、エリザベス女王もお気に入りのこちらです!
バラとバイオレットのアター(花びらから抽出されたエッセンシャルオイル)を使ったチョコを、最高級のダークチョコレートでコーティングします。トップには砂糖で結晶化させたクリスタルローズとバイオレットの花びらが飾られており、目でも楽しめる逸品です。
口の中に入れると、華やかな花の香りとそれを引き締めるようなほろ苦いダークチョコレートが相まって、なんともエレガント。ぜひとも紅茶と一緒に食べたいお味です。ただ、花の香りが強いので、そういうのが苦手な人は、あまり好きじゃないかもしれません。
お店のヘッドショコラティエへのインタビューによると、テイラー・スウィフトもこのチョコがお気に入りのようで、お店に買いに来るとのことです。
ダイアナ妃の心温まるエピソード
イースターの時期には可愛らしい卵型のチョコレートが売られています。ピーターラビットとのコラボチョコも充実しており、品のある可愛らしいパッケージが購買意欲をそそります。
ダイアナ妃もシャルボネルのチョコが大のお気に入りだったようで、よくチョコを注文していたそうです。ヘッドショコラティエへのインタビューでは、ダイアナ妃がウィリアム王子とハリー王子のために、シャルボネルのイースターエッグを買って宮殿に贈ったという心温まるエピソードが語られています。
定番の人気商品
シャルボネルにはたくさんの種類のチョコがあるので、何を買うか迷ってしまいますよね。先に紹介したRose and Violet Cream Boite Blanche以外におすすめの味はこちらです!日本在住の方へのご参考のために、Amazon Japanのリンクも貼っておきます。
ピンクマールドシャンパーニュトリュフ
エリザベス女王のお気に入りバラとバイオレットのチョコと並んでシャルボネルの代表的なチョコが、ピンクマールドシャンパーニュトリュフ。ストロベリーの香りが漂うホワイトチョコレートで、中心部にはマールドシャンパーニュとクリーミーなミルクチョコが入っています。見た目もピンクで可愛らしく、とても高貴な味わいです。
ダークシーソルトキャラメルトリュフ
ダークシーソルトキャラメルトリュフも根強い人気を誇ります。とろけるキャラメルと天然塩が最高級のダークチョコレートで包まれ、細かいココアパウダーがまぶされています。美味しくないわけがありません。食べると幸せになれます。
色々な種類を楽しみたい方は本店へ
シャルボネルのチョコはとても美味しいですが、値段がお高めです。少しずつ色々な種類を試したいという方は、本店に行くことをおすすめします。本店ではカウンターで好きなチョコを一粒から買うことができます。店員さんと相談しながら買うのも楽しいですよ。
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