クラリッジズ(Claridge’s)-ロンドンで素敵なアフタヌーンティーを楽しむ

アフタヌーンティー

せっかくロンドンに来たならば、本場のアフタヌーンティーを味わいたいもの。リッツ、サヴォイ、ゴーリングなど伝統的なアフタヌーンティーが楽しめる場所はたくさんありますが、私の一番のおすすめはクラリッジズです!この記事ではクラリッジズのアフタヌーンティーのおすすめポイントと楽しみ方を紹介します。

1. 事前予約は必須

クラリッジズのアフタヌーンティーは非常に人気なので、事前予約は必須です。土日利用であれば1か月前までには予約をしておきたいところです。

お値段は一番オーソドックスなTraditional Afternoon Teaが70ポンド、これにシャンパンをつけると80ポンドです。

アフタヌーンティー予約の公式ページはこちら。

Traditional Afternoon Tea: Mayfair, London - Claridge's
English tradition at its finest. Dainty finger sandwiches, freshly-baked scones and delicate pastries, accompanied by specially-selected teas.

予約時にはデポジットとしてクレジットカード情報の入力が必要です。24時間前を過ぎてからキャンセルした場合には、全額がキャンセル料として引かれるので要注意です。

2. ドレスコードはスマートカジュアル

クラリッジズはドレスコードがスマートカジュアルではあるものの、ジャケットなしでも店内に入れてもらえました。女性はワンピースやキレイめスカートの人が多かったです。

余談ですが、リッツのアフタヌーンティーはドレスコードが厳しく、ジャケットを着ないで入ろうとしたら入口でスタッフに指摘されました。結局、リッツが貸してくれたジャケットを着て店内に入れたのですが、服装を注意されたのは気恥ずかしかったですし、借りものなので食べこぼさないようにと気を使いました。旅行先にジャケットを持っていきたくないという人はクラリッジズの方がいいですね。

3.アフタヌーンティーの流れ

アフタヌーンティーは、以下の順番で料理が運ばれてきます。

  1. サンドウィッチ
  2. スコーン
  3. ケーキ

各段階でおかわりするか聞かれます。たいていの人は最後まで食べきるのがやっとのはずなので、全品を一通り楽しみたい人は、おかわりしないことをおすすめします。

お茶は、料理が変わるたびに茶葉の種類を変えることができますので、3種類の茶葉を楽しむことができます。メニューにはそれぞれの料理に合うお薦めの茶葉が記載されており、迷ったらそれに沿って茶葉を指定すれば間違いありません。

4.こだわりの品々

①サンドウィッチのセレクション

サーモン、チキン、ハム、卵、キュウリ等のサンドウィッチ

メニューには、サンドウィッチの素材をいかにこだわり抜いて選んでいるかについて詳しく書かれています。

②スコーン

スコーンはレーズンとプレーンの2種類です。焼きたてのスコーンにクロテッドクリーム、マルコポーロジュレをたっぷりつけて食べるのがおいしいです!

スコーンにクリームとジュレ、どちらを先に塗るかは見解が分かれるところですが、クラリッジズがお薦めするのはクリームを先に、とのこと。

③ケーキのセレクション

季節によって内容が変わりますが私が食べたときにはこんな感じでした。

どれもおいしいですが、おなかがいっぱい過ぎて手が進まないでいると、店員さんが食べきれなければ持ち帰りますか?と提案してくれました。そう、無理してその場で食べることはありません!クラリッジズにかかわらず、アフタヌーンティーでは、食べきれないものは持ち帰り用に包んでくれるところが多いです。

5.メニューも食器もかわいい

ぜひ思い出に持って帰りたい。

写真のとおり、クラリッジズはメニューも食器も可愛いです。メニューには、絵本のような可愛い挿絵入りで料理や茶葉の説明が丁寧に記載してあります。それに加えて、スコーンにはクリームとジュレ、どちらを先に塗るべきか?というような小話も載っていて見ごたえがあります。

6.なんとお土産まで!

帰ってからもクラリッジズの余韻を楽しめます。

食べきれなかったケーキのほかに、お土産として特製のクロテッドクリームファッジをもらいました。このお土産サービスは、私の知る限りクラリッジズしかやっていないと思います。予期せぬお土産に、とても幸せな気持ちになりました。

7.まとめ

クラリッジズのアフタヌーンティーは最低70ポンドとお値段は張りますが、豪華でフォトジェニックな内装、アイコニックでかわいい食器、洗練された茶葉や150年の伝統を守り抜いたレシピで作られた料理など、値段に見合う大満足な内容になっています。おすすめです!

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