英国王室主催の競馬、ロイヤル・アスコットに行ってきました。

ロンドンイベント

毎年6月に開催される英国王室主催の競馬の祭典、ロイヤル・アスコットに行ってきました。競馬やおしゃれに着飾った人々の華やかな雰囲気を楽しめるだけでなく、主催者であるロイヤルファミリーも見ることができます♪この記事ではロイヤル・アスコットの楽しみ方をご紹介します。

1.チケット入手方法

チケットは、公式サイトで購入可能です(https://www.ascot.co.uk/horse-races-and-events/royal-ascot/overview)。我々は3月中旬に公式サイトからチケットを購入しましたが、予約時には十分席が残っていた印象です。チケットの値段は、エリア別に26~87ポンドと様々な価格帯が用意されています。チケットの値段や格式は高い順にロイヤル・エンクロージャー>クイーン・エンクロージャー>ビレッジ・エンクロージャー>ウィンザー・エンクロージャーです。競馬のことは詳しくないし、ちょっと雰囲気を感じたいだけだった我々は、迷わず一番安いエリアであるウィンザー・エンクロージャーを選択。一人当たり44ポンドで、このエリアでも十分楽しめました。
なお、開催期間中一日はレディースデーがあります。別に女性料金が安くなるわけではなく、女性がその日は一層気合を入れておしゃれをして来るという日。たぶんどの日もみんな着飾ってくるんでしょうけれど、華やかな雰囲気を堪能するのが目的だった我々はレディースデーに行くことにしました。

ウィンザー・エンクロージャーから見たレース。

2.ドレスコード

エリアによってドレスコードが微妙に違うので要注意です。ロイヤル・エンクロージャーは男性はモーニングスーツでハットの着用必須、女性も肩が出るドレスはNGでハットや髪飾りが必須と、ハードル高めのドレスコード…。我々が選択したウィンザー・エンクロージャーは男性はジャケットでOKでハット不要、女性も華やかに着飾ってはいましたが着ているドレスはそれほど高いものではなさそうでした。公式ドレスコードガイドはこちら
https://worldsports-c.com/document/236/ascotstyleguide2019.pdf

ピンヒールは芝に埋まるし長時間だと疲れるので、ウィンザー・エンクロージャーの人は、足元はローヒールやバレエシューズがおすすめです。ヒール靴とビーチサンダルを持ってきて疲れたら履き替える、という女性もちらほら見ました。

友達同士でコーデを揃えるのも楽しい。これはピンク・花柄縛りかな。

3.アクセス

ロンドン中心部からアスコット駅まではウォーター・ルー駅からサウス・ウェスト・トレイン(South West Train)で約52分です。ウォーター・ルー駅でもすでにアスコットに行くであろう着飾った人たちがたくさん見られます!

ウォーター・ルー駅は着飾った人々がたくさん。

4.当日スケジュール

我々が参加した日は、2時にロイヤルファミリーが登場、その後40-50分おきで5レースを行うという日程でした。我々は11時35分ウォーター・ルー駅発の電車に乗って12時半前に会場に着きました。レジャーシートを持って行って場所取りをしたり、出店でお昼ご飯を買ったりしていたらあっという間に14時になったという印象です。もう少し早く来れば余裕をもってご飯とか楽しめたかも。

フォートナム・メイソンで買ったラグで場所取り。ピクニック気分です。

5.馬券の買い方

馬券売場は何か所もあります。競馬初心者の我々、ましてやイギリスのどの馬が強いかなんてまったくわからない…!馬券売り場に並んでいると、同じく並んでいたおばさまに、この騎手が乗っている馬ってなんだったかしら?と聞かれました。なるほど、騎手に着目して買うという戦略もあるのか、と5ポンドで購入したプログラムに特集されているベテランっぽそうな騎手が乗っている馬を試しに買ってみたところ、当たりました!!入れ知恵ありがとう、おばさま…!

パラソルの下が馬券売場。現金払いです。
遠くのモニターに馬車で登場するロイヤルファミリーも見えます。
programで特集されている騎手が乗る馬は強い馬⁉

なお、馬券を買うときに現金しか受け付けないと言われたので、現金を持って行ったほうがいいです。ATMは会場にもあります。

6.まとめ

結果、競馬初心者の我々は最安エリアであるウィンザー・エンクロージャーで十分楽しめました!旅行会社によるロイヤル・エンクロージャーに入れる高めのパッケージ・ツアーもありますが、予算がそんなにないし雰囲気さえ味わえれば十分という人であれば自分で公式サイトからチケットを購入して行くので十分楽しめると思います。

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