モロッコ旅行④サハラで革靴！

モロッコ旅行を検討するとき、多くの人が砂漠に行くか行くまいか迷うかと思います。砂漠に行くためには、長時間の移動が必須となるため、他の都市での滞在時間が短く慌ただしい旅になってしまうからです。しかし、これらの欠点を考慮してもモロッコに行くなら砂漠まで足を延ばすことをお薦めします！広大な砂漠に満点の星空と、非日常的で本当に美しい世界が堪能できます。本記事では、モロッコでサハラ砂漠を楽しむためのポイントをご紹介します。

１．朝日か夕日か

砂漠は日中は灼熱ですので、ラクダに乗るツアーは朝日を見るツアーか夕日を見るツアーかの2択です。我々は夕日ツアーに参加しました。
ガイドしてくれたベルベル人（砂漠に住む民族）によれば、夕日ツアーは日が沈むにつれて砂漠の色が黄色からピンクへ変わる様子が楽しめるが、朝日の時は夕日の時ほど砂の色の変化がわかりやすくないため、お薦めなのは夕日ツアーだそうです。日本人が参加するツアーは朝日ツアーが多数派のようですので、ツアーを考えるときはチェックしてみてください。

夕日ツアーでも、翌日早起きして砂漠を散歩すれば朝日が見ることができますので、砂漠を二度楽しめるという意味でも夕日ツアーがお得かなと思いました。ラクダに乗った時間は30分程度で夕日スポットに着いたら座って夕日を待ちます。

翌日、朝日を見るために砂漠を散歩していたら、どこからともなく現れた一人のベルベル人。名前を聞かれたので答えると、頼んでないのにベルベル語でその名前を砂に書いてくれました。

写真を撮るから携帯を貸してと言われたので、「財布を部屋に置いてきたからチップはあげられないよ」と一度断りましたが、それでも「写真撮ろう」と言ってきたので携帯を渡すとこんな素敵な写真を撮ってくれました。

その後、おもむろにラクダの人形を売りつけようとしてきたので、「ごめん、本当に今お金ないから買えないよ」と断ったら、ものすごいショックな顔をされ、「じゃあチップくれ」と言われ「いや、お金ないって…」と言ったところで悟ったのか、落ち込んだ様子で去っていきました…。素敵な朝日を見た後なのに、なんだかしょっぱい気分になりました。。。

２．テントかロッジか

我々が申し込んだツアーの標準装備は砂漠のテント泊。しかし、テントにはトイレ、シャワーが付いていないとのことだったので、部屋にシャワー、エアコン完備の砂漠のほとりにあるロッジ泊にアップグレードしました（＋3,740／人）。テント泊だと星が綺麗に見えるとあったので、ロッジ泊だと見ることができる不安でしたが、ロッジの目の前が砂漠で、歩いて2－3分もいけば満点の星空を見ることができました。

ちなみに、我々が宿泊したロッジはこちら。
Auberge Cafe du Sud　（https://www.aubergedusud.com/site/）

３．スカーフ必須！ベルベル巻き

モロッコでは、露天でよくスカーフが売られています。質は決して良くないのですが（笑）、スカーフを買って砂漠ツアーのベルベル人に巻いてとお願いすると、スカーフでターバンのように巻いてくれます。我々は砂漠に行く途中のメルズーガという街の露天で買いました。お値段は2つで200DH（約2300円）。ぼったくられているだろうなぁと思いつつ、旅の思い出ということで購入。おかげで砂漠ではベルベルスタイルになれて大満足です。ちなみに、このスカーフ、洗濯すると色落ちがすごいので、お気をつけください。

４．非日常的な写真を撮ってみる

ロッジに着いてから夕日ツアーまで時間があったので砂漠で遊ぶことに。どこを撮っても絵になります。

写真を撮ってはしゃいでいると、おもむろにカバンからウェストンのローファーを取り出す旦那。笑　砂漠にローファーって、どんだけ靴バカなの…と思ったけれど、いざ置いてみると絵になる…！！とてもいい絵が撮れました。

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A post shared by @kaisei_ya on Jun 24, 2019 at 2:30am PDT

この写真、ウェストンのCEOも気に入ってくれたらしく、旦那のインスタにCEOから”We love our most adventurous customers”というコメントをいただきました！これには夫婦で大興奮です！

５．あったら便利な携帯用のビニール袋とストラップ

砂漠でカメラや携帯を持ち歩くと細かい砂塵によって壊れてしまう可能性があるので、ジップロック等を持っていくと安心です。ちなみに、我々は空港の手荷物検査においてあるビニール袋を使いました。なお、モロッコではスーパー等での使い捨てレジ袋の使用が禁止されています。

ビニール袋に携帯を入れて撮影していると、ガイドのベルベル人からは「風が強い日でなければそんなに神経質にならなくても砂でカメラは壊れないよ。」と言われたので、途中からは袋無しで撮影しました。が、砂漠から帰ってきて携帯をチェックすると、携帯とケースの間に結構砂が入っていたので、ぞっとしました。不安な方は念のためジップロックに入れて撮影した方がいいかもしれません。

あとは、携帯やカメラを首にかけれるストラップを持っていくと、落とす心配なく、ラクダに乗りながら写真を撮れるので便利です。ラクダの上はそれなりに揺れるので、ストラップがないと撮影は難しいかもしれません。