【ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレード】ロンドンの元旦の楽しみ方

ロンドンイベント

ロンドンで毎年恒例の元旦パレードであるロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレード。1987年から開催されており、2020年ではパレード自体への参加者は1万人以上、路上観客数は50万人以上と見込まれている世界最大規模のパレードです。ブラスバンドやクラシックカーなど様々なものが行進する姿は圧巻ですし、路上から無料で観ることができるので、元旦にロンドンに滞在する方には是非見に行ってほしいパレードです。この記事ではロンドンの元旦パレードの攻略法をご紹介します。

基本情報

開催場所:以下の地図のとおり、グリーンパーク駅前からウェストミンスターまで
開催日:2020年1月1日
開催時間:12:00~15:30
公式ページ(英語):https://lnydp.com/

なお、パレードの様子はBBCで中継されており、TVで視聴可能です。昨年のテレビ視聴者は50万人超とのことです。

セグウェイに乗ったカメラマンが縦横無尽に走り回る姿が格好良かったです。

内容

パレードでは、本当にありとあらゆる人々が練り歩きます。公式ページで挙げられているハイライトは以下のようなものです。

女王の騎兵隊
ラテンアメリカからのカーニバル・ダンサー
ロンドン中国人コミュニティによるドラゴン・ダンス
伝統のタータン・チェックを着たバグパイプ・バンド
ストリート・ダンサー
南アメリカの音楽とダンサー
巨大なバルーン人形

行進の順番は、公式ページのLNYDP 2020 Parade Order(https://lnydp.com/news/lnydp-2020-parade-order/)をご覧ください。

ブラスバンド隊
クラシックカー
馬車
ウィンブルドンカラーを身にまとった大きなテニスプレイヤーの人形。

また、パレードにはロンドンの31区全てが参加します。観客たちはどの区のパフォーマンスがよかったか、オンラインで投票することができます。投票は、パレード開始時刻の正午からパレード終了までにすることができますので、お気に入りの区に投票するのも楽しいかもしれません。投票の詳細は、公式ページのBoroughs’ Competition(https://lnydp.com/about/borough-competition/)をご参照ください。

路上で快適に観るために

路上からのパレード見学は無料です。パレード・ルートが長く、開催時間も3時間半と長いので、パレードの中盤だけちょっと見て帰りたいという方は、早めに行って場所取りをする必要はないかと思います。スタート地点、ピカデリー・サーカスやレスター・スクエア周辺は混んでいますが、そこから少し離れれば意外と空いていて、十分いい位置で観ることができます。

がっつりパレードを見たいとか絶対一番前で観たいという方は、パレード開始30分前で陣取れば一番前を確保できると思います。我々も30分前くらいにフォートナム・アンド・メイソンの前くらいに陣取って一番前で観ることができました。なお、パレード開始前から路上で待っていると、小さなイギリス国旗やパレードの旗が無料で配られます。それを振ってパレードを盛り上げましょう。

有料でベンチも予約でき、売上はチャリティーとして寄付されます。そう、このパレード、実はチャリティー・イベントなんです!

持っていると便利なもの

ロンドンの冬は寒い上に天候が悪くなりがちですので、しっかりとした防寒対策は必須です。さらにあったら便利なものが、携帯用の椅子。3時間半のパレード、もし全部を楽しみたいのであれば、ずっと立ちっぱなしは結構つらいです。携帯用の椅子を使用してパレードを楽しむ人が結構いました。あると大分便利だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本では目にすることができない、ロンドンのど派手なパレードは、子供から大人まで楽しめるはずです。全部見るのは正直しんどいので、部分的にでも是非観に行ってみてください。ロンドンのパレードといえば、前記事で書いた6月に行われるトゥルーピング・ザ・カラーもおすすめですので是非ご検討ください。

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