賢い帰国売り―使えるプラットフォームを紹介!(イギリス・ドイツ)

ドイツ
帰国売りの方法

駐在員が帰国直前に不用品を売るいわゆる帰国売り。来たばかりの日本人にとっても、安く家電や日用品を買えるありがたいシステムですよね。私はイギリスとドイツで帰国売りを経験してきましたが、使える(アクティブな)売買プラットフォームが国によって違いました。本記事ではイギリス・ドイツではどのサイトで帰国売りするのが便利なのかをご紹介します。

イギリスはMixBで充分買い手が見つかる

在住日本人が多いロンドンにお住まいの場合、帰国売りはMixBで買い手が充分見つかると思います。

MixBとは海外在住日本人用の掲示板で、住まいや宿泊、求人、売ります・買います、サークルなど様々なジャンルで自由に書き込めることができます。渡英したばかりの人が家電や家具を安く買いたいときにも便利です。

>>MixB(イギリス)のサイト

こんな感じで出品できます。

書き込みのやり方も簡単。「書き込み」ボタンからフォームに飛んで、適宜埋めていけば完成です。出品するには自分のメールアドレスを掲示板に載せなければならないので、そこに抵抗を感じる人はいるかもしれません。出品後は、興味のある人から直接メールが来てやりとりします。

「書き込み」ボタンから出品できます。

私は、テレビやミキサー等を出品しましたが、どれも出品してから1週間以内に売れました。

ドイツはMixBでは全然売れなかった

ドイツでの帰国売りの際に、最初MixBのドイツ版で売ってみたものの、なんと一つも売れませんでした。1週間経っても誰からも連絡が来なかったので、焦って他の売れるプラットフォームを探してみたところ、Facebookの「ドイツ在住で売ります・あげます・譲りますコミュニティグループ(日本語で投稿)」というコミュニティを見つけました。試しにこれで出品してみたところ、ドイツ語学習本は3時間で完売し、残りの品もほぼ全て2週間以内に売れました。

Facebookコミュニティ。

ドイツ版MixBなんだったんだ…。ドイツ版MixBは利用者数が少ないのかもしれません。国によって売れるプラットフォームが違うんだと勉強になりました。

このコミュニティで物を売るには、まずコミュニティに参加申請してOKが出たら、「売りたいものは?」ボタンからフォームに飛んで埋めていきます。買い手とのやり取りは、Facebookのメッセンジャーで行います。

「売りたいものは?」ボタンから出品できます。

日本人にこだわらないならばMarketplaceがよく売れる

ドイツで最後まで売れ残ったのがハンモック。問い合わせは何件かいただいたのですが、重いので郵送で送ると高額になるため断念されてしまいました。「(私の住んでいる)シュトゥットガルトに取りに来てくれるハンモックが欲しい日本人」となるとかなり数が限られてしまうので、買い手を日本人以外にも広げるべくFacebookの「Marketplace」で売ることに。

商品説明を英語またはドイツ語で書く必要がありますが、Marketplaceに出品したところ、諦めかけていたハンモックが3日で売れました!買ってくれた人は英語の話せるドイツ人。現地人相手に売ろうとしたら約束をすっぽかされて困ったという経験談を知人から聞いていたので内心ビクビクでしたが、この方は連絡のレスポンスも早く、約束の時間通りに来てくれたので取引上何も困りませんでした。

まとめ

これまでに、イギリスで3品、ドイツで8品を帰国売りしましたが、特にトラブルは経験しませんでした。国によって皆が見ている掲示板が違うようです。一つの掲示板で出品して売れなくても、別の掲示板なら一日で売れる可能性もあります!賢く売って身軽に日本へ帰りましょう。

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