ミラノの靴店リヴォルタ(Calzorelia Rivolta)にて、ストゥルパイ(Strupai)の靴紐を購入しました。今回購入したストゥルパイの平紐と、クロケットアンドジョーンズの純正の靴紐と比較した着用感などを紹介します。
Strupaiとは
ストゥルパイは、イタリアの靴紐メーカー。
こちらの色鮮やかな黄色い箱をどこかで目にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マーキスなどのビスポークシューメーカーでも採用されており、その品質・耐久性は折り紙つき。その特徴はなんといっても豊富なカラバリ。全部で52種類もあります!
1893年創業のミラノの老舗靴店であるリヴォルタ(Calzorelia Rivolta)のもとで販売されています。
リヴォルタのサイトから購入
今回、リヴォルタのオンラインサイトから購入しました。ストゥルパイのサイトに直で問い合わせて買うこともできそうでしたが、リヴォルタのシューケアグッズも一緒に買いたかったので。
長さは、60(レディース用)・75(5穴向け)・85(6穴向け)・105cm(ブーツ用)。平紐・丸紐、ロウ引きのあり・なしを選びます。今回は平紐のロウ引きありにしました。価格は1本あたり10ユーロ。
注文から1週間弱、UPSで届きました。合計80ユーロだったからか送料は無料。
装着
今回交換したのはこちらの黒靴。
縁がありロンドンで購入しましたが、購入した頃からこの靴には平紐のほうがしっくりくるのではと思っていました。
6穴なので85cmを選択。パラレルで通しました。右足と左足を比べると、よりドレッシーな印象になったでしょうか。
ロウ引きのためか想像以上にぱりっとしていました。着用するにつれて落ち着いてくることを期待していますが、ロウ引きなしでもよかったかも。
解けにくさ◎
もう一足、クロケットアンドジョーンズのオードリー3。ロンドン滞在中にノーザンプトンのファクトリーでオールソールを依頼した古株です(オールソールの様子はこちらにまとめています)。
靴紐は純正の丸紐ですが、履き込んで踵がやや緩いこともあってかほどけやすさが異常で、10分歩くだけで2、3回は結び直さないといけないほど。毎回ストレスがたまっていたので、今回これも替えることにしました。
こちらは5穴なので75cmのものにしましたが、パリッとしているので長めに見えますね。
30分ほど歩いてみたところ、片足分の靴紐がやや緩くなったものの、ほどけることもなく快適に歩けました。
リヴォルタの豚毛ブラシ
記念にリヴォルタの豚毛ブラシも購入(40ユーロ)。
今まで使っていた豚毛ブラシに比べると小ぶりで持ちやすいです。
最後に
靴紐ひとつで大分靴の印象も変わり、何よりほどけにくくなったのは満足です。マーキスに装着している平紐も、4年ほど経ちましたがへたれておらず、耐久性も十分そう。
スタンダードな色味のものはもちろん、特に珍しい色の平紐を探している方は、候補の一つとして検討されるのもありではないでしょうか。
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