図書館を改装したインド料理レストラン【シナモンクラブ】

グルメ
旧図書館を利用したインド料理レストラン

ウェストミンスターにある「シナモン・クラブ」は、旧図書館を改築したモダン・インド料理レストランです。店内は壁一面が本棚となっており、図書館の名残がある特別感のある雰囲気です。料理は非常に洗練されており、栄誉あるブリティッシュ・カレー・アワードを2015-2017年に連続で受賞しています。本記事では、 伝統的なインド料理と西洋の技術を融合した料理が味わえるレストラン「シナモン・クラブ」を紹介します。

基本情報

店名:シナモン・クラブ(Cinnamon Club)
住所:The Old Westminster Library, 30-32 Great Smith Street, London SW1P 3BU
アクセス:St. James’s Park駅またはWestminster駅から徒歩約8分
営業日:
 月~金:7:30-10:00,12:00-14:45,18:00-22:45
 土:12:00-14:45,18:00-22:45
 日:12:00-15:00,17:30-21:00
公式サイト:http://cinnamonclub.com

旧ウェストミンスター図書館の建物を利用

ロンドンでは、美観維持や重要建造物保護の観点から、重要建造物が集まるエリアや歴史的に価値のある建物には解体や改築に厳しい制限がかけられています。そのため、威厳のある古い建物なのに、中に入ったら今風のレストラン!ということが多々あります。シナモン・クラブはその最たる例です。

シナモン・クラブの建物は、歴史的価値があるとしてグレードIIに指定された旧ウェストミンスター図書館の建物に入っています。他にグレードIIに指定されている建物の例としてはアビー・ロード・スタジオがあります。

外観は元図書館の風貌といいますか、全然レストランっぽくないので行ったとき通り過ぎてしまいました。笑

図書館の雰囲気を残した上品な内装

お店入口のすぐ左にバー・ラウンジがあります。私が行ったときには国会議員やそのスタッフと思われる人たちが大人数で飲んでいました。プライベート・イベントにも対応しているレストランなので、何かの慰労会かイベントだったのかもしれません。国会議事堂も近いので、平日は議員やビジネスマンのお客さんが多いそうです。

予約名を告げるとすぐに、メインルームに案内されました。壁一面が本棚となっており、特別な雰囲気を醸し出します。ドレスコードはないですが、ジャケットやワンピースの人が多かったです。写真の緑のマダムは結構着飾っていますね。スマートカジュアルが無難かと思います。

料理はオシャレでお高め

シナモン・クラブのカレーは、私の知っているカレーではありませんでした。おしゃれ度と洗練度が高すぎて、「これは、カレー、なのか…?ん?」とつぶやいてしまうほど。いつもと違うカレーを食べたい人は是非シナモン・クラブへ。普通のカレーとは別物です。なお、シナモン・クラブは、栄誉あるブリティッシュ・カレー・アワードを2015-2017年に連続で受賞しています。

ディナーのテイスティング・メニューは一人95ポンドとお高めです。

もう少し気軽に楽しみたいのなら、ランチであればセットメニューが27.5ポンド、ディナーでも17:30-18:00又は21:30以降のオーダーであれば38ポンドのコースがお得感もあっておすすめです。さらに気軽に楽しみたいのであれば、朝食(フル・ブレックファストが19.5ポンド)もいいかもしれません。もはやモダン・インド料理ではないですが、内装を楽しむことはできますから。

ちなみに私が食べた料理はこちら。どれもおいしかったです。

お通しのミニコロッケ。
チキンティッカのリエット。
カブのカレー風リゾット
季節野菜とチキンのカレー的な…正式名称不明。
デザートの Malai Kulfi
お茶菓子

お会計もおしゃれ

お会計をお願いすると請求書が小難しそうな本に挟まって出てきました。おしゃれ!

まとめ

ウェストミンスター寺院など観光スポットが多く集まるエリアにある「シナモン・クラブ」。あの部屋に行くだけでも価値があると思いますし、普通のインド料理に飽きた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

コメント

  1. ExoRank より:

    Awesome post! Keep up the great work! 🙂