3月のロックダウン前に、イタリアのネクタイの名店、E.Marinella(マリネッラ)のローマの路面店に行ってきました。店内の様子や、現地価格などを紹介します。
E.Marinellaとは
マリネッラは創業して100年以上、4代にわたり営まれているナポリ発祥のブランド。イタリアではナポリ、ミラノ、ローマに路面店があります。残りの路面店は東京ミッドタウンと丸の内のみというのが驚き。日本での人気がうかがえます。
個人的には、あるイベントでイタリア人の同僚がスペイン人の同僚にマリネッラのネクタイをお祝いにプレゼントしていたことが印象に残っています。ベルルスコーニ元首相が国際会議で他国の首脳にマリネッラのネクタイをプレゼントしたというエピソードしかり、それだけイタリア人の中でも一目置かれているブランドなのではないでしょうか。
マリネッラのローマ店
この日訪れたのはローマ店。ファッション関係のお店が並んでいる通りにあり、向かいにはインコテックスなどを取り扱うSlowearや、ボルサリーノなどもあります。
M字をかたどった壁掛けに陳列されているのはレギュラーライン(130ユーロ~)。一目見ても柄物の多さがわかります。
店内の棚にはネクタイがぎっしりと並んだスペースが。下の引き出しにもくまなく収納されており、探すのが一苦労です。
ここに並んでいるのはほんの一部で、店員さんに欲しいデザインなどを相談すると奥からボックスで持ってきてもらえます。
日本の国旗をワンポイントであしらったものもありました。
こちらはスフォデラータのセッテピエゲのモデル(190ユーロ~)。ノーヴェピエゲ(9つ折り)もあったと思います。
マリネッラと言えば小紋柄、というイメージも強く、実際陳列されたネクタイの大半がそうでした。
が、この日はソリッドタイを買うつもりで訪問していたので、初志貫徹することに。それにしても多すぎる・・・笑
セレステのソリッドタイを購入
最終的にこちらのモデルにしました。色はセレステ(Celeste)という明るめの青。綺麗な発色と、ネイビーやグレー系のスーツとの相性の良さが決め手でした。
何回か締めてみましたが、締めやすく気に入りました。
次の一本を何にしようか悩んでいます。まるすけさんがお持ちのようなピンドットも捨てがたいですが、やはりド定番の小紋柄に行くべきか・・・今はローマのあるラツィオ州からは原則出られませんが、今後他の州への旅行ができるようになったら、ナポリ店にも行ってみたいものです。
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