最近、ドイツ・シュトゥットガルト空港⇔ロンドン・ヒースロー空港のフライトを利用しました。本記事では、特にドイツについて、空港でのコロナ対策の様子を紹介したいと思います。ドイツへの入国を考えている方の参考になれば幸いです!
空港の様子
発着ロビーには、ほとんど人がおらず、空港内のお店も半分くらい閉まっていて、がらんとしていました(2020年8月27日現在)。
ドイツでは小売店や公共交通機関でのマスク着用が義務化されています(着用義務違反は最低50€の反則金)。飛行機内ではもちろんマスクをしなくてはいけません。空港内でもスタッフはもちろん旅行者も、ほぼ全員がマスクをしていました。
左はマスクの自販機。
真ん中はハンドサニタイザー。
右手はPCR検査場への案内看板です。
空港でのPCR検査
すべての入国・帰国者は、希望する場合には、無料でPCR検査を受けることができます。この任意の無料検査は9月15日に終了します。
一方、リスク地域からの入国・帰国者(過去14日以内にリスク地域に滞在履歴がある場合)は、空港等でのPCR検査が義務付けられています(検査は無料)。空港や主要駅への到着時に検査することが推奨されていますが、入国後72時間以内であれば、最寄りの保険局又は指定病院でも無料検査が可能です。
リスク地域は、ロベルト・コッホ研究所のHPにリスト化されています。旅行先として人気のフランス、スイス、クロアチア、チェコ等の一部地域(全域ではありません。)もリスク地域に含まれているので、「EU内だから大丈夫。」と思うのは要注意です。
なお、日本はリスク地域に指定されていないため、日本からドイツへ入国する場合には、PCR検査義務や隔離義務はありません。(いずれも9月10日現在の情報です。)
なお、ドイツのコロナ規制の概要をタイムリーに把握するには在ドイツ日本大使館のHPが便利です。
意外と混んでいた飛行機内
これは7月29日のシュトゥットガルト発ロンドン・ヒースロー行きの飛行機内の様子です。出発ロビーにはあんなに人がいなかったのに、飛行機はほぼ満席でした。空いていると予想していたのでこれにはびっくり。隣や後ろの席の人が咳をする人ではありませんように…と願うばかりでした。飛行機内では約3分で機内の全ての空気が入れ替わるようですが、私はこのフライトを機に、飛行機での移動が必要になる旅行は極力避けよう、と思いました。
満席だったのは、飛行機の飛ぶ本数が減り、結果として一便に乗る人が集中したためのようです。8月中旬にロンドン発マルタ行きに乗った友人も同じように満席だったと話していました。
対して、7月下旬に成田発アムステルダム行きの飛行機では、ガラガラで乗っていた友人は一人4シート使えたと言っていました。日本からの移動とEU内の移動では飛行機内の混雑具合はかなり違うようです。
ちなみに、私が利用したEurowingsでは、飛行機に乗る際にシート状のハンドサニタイザーが配られました。これが、すんごいビチョビチョにアルコールが沁み込まされてあるので要注意。笑 アルコール臭も結構きつくて最初驚きました。手だけでなく座席などを十分拭ける程度にビチョビチョです。
ちなみに、イギリスの入国規制
どの国から入国するかに関わらず、イギリスに入国する前に、オンラインで必要情報をフォームに入力し、提出する必要があります。私が、7月29日にイギリスに入国する際には、パスポート・コントロール前に大行列ができていました。何で並んでいるのかよくよく聞いてみると、オンラインフォームを提出していない人が並びながら慌ててフォーム入力しているようでした。私は事前提出していたので、この大群をスキップして係の人にフォームを提出しています、とケータイで確認画面を見せるとすぐに入国できました。フォーム提出していないと、ここで大幅に足止めを食らうかもしれません。
フォームはGOV.UKのHPから入力・提出できます。なお、フォームはイギリスに到着する48時間前からしか、提出できません。私はフォームの項目を全て埋めるのに15分くらいかかりました。最近、このフォームの内容をより簡素化する予定とニュースになっていたので、今後はフォーム提出がもっと手軽になると思います。
まとめ
以上、簡単ですが、ドイツの空港の状況を紹介しました。EU内移動の飛行機がほぼ満席なのは私的には驚きでした。飛行機でEU内を移動する際には、満席であると心の準備をして行くことをおすすめします!
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