スカイ島
スコットランドにある、島の形から「翼の島」とも呼ばれるスカイ島。「大自然が凄いらしい。」という噂を聞き、どれどれ、と大して調べもせずに行ってみたら、予想を超えて素晴らしい島でした!旅のハイライトはポートリーでのトレッキングとダンヴェガン城の野生のアザラシ。さらにホグワーツ特急のモデルとなったジャコバイト号です。本記事ではスカイ島のおすすめポイントをご紹介します。
ポートリー
スカイ島の旅の拠点となるのはポートリーという港町。カラフルな家が並ぶ景色は絵葉書のように可愛らしく、宿もレストランも充実しています。
ちなみに、レストランはSea Breezesを利用しました。クラムチャウダーが私にはしょっぱすぎでしたが、他は美味しかったです。
ポートリーの絶景お散歩コース
ポートリーには約3kmの絶景お散歩コース「Scorrybreac Trail」があります。登り下りがあるので3kmといえど、ぐるっと回るのに1時間半かかり、歩きごたえがあります。ここから見える景色が絶景なので、是非ともポートリーに来た方には歩いてほしいフットパスです。
ダンヴェガン城:野生のアザラシが住み着く城
スカイ島の西側にあるダンヴェガン城(Dunvegan Castle)。城の一部は9世紀からあると言われています。13世紀にマクラウド(MacLeods)家が住んで以来、ほぼ毎世紀、改築工事がなされているとか。現在スコットランドで最も古い居城です。
お城の内部にはマクラウド家のアンティーク家具等が展示されています。必見なのは妖精の旗(Fairy Flag)。伝説によると、この旗は7世紀に作られた物で、ピンチの時にマクラウド家一族を助けてくれると言われています。ただし、チャームは3回しか機能せず、マクラウド家の勝利のために既に2回使用されているとのこと。あと1回残っているんですね。
ダンヴェガン城で是非おすすめしたいのがボート。桟橋から、6人くらいが乗れるモーター船でお城の周りの湾を巡ります。このボートツアーでは野生のアザラシが見られるんです!湾に浮かぶ小島に大量にお昼寝するアザラシが。なんてかわいいんでしょう…。大興奮でした!
2020年は8/1-10/15のみオープン
営業時間:10:00-17:30
アザラシツアーは2020年8月21日現在Closeしています。
スリガチャンの古橋
立ち寄りスポットとして人気なのがスリガチャン(Sligachan)のOld bridge。スリガチャン川で顔を洗うと、川の妖精の力で永遠の美しさを手に入れられるそうです。ただ、ややスパルタな妖精さんのようで、手で水をすくって洗うのではなく、腕立て状態で川に顔を突っ込まなければ効果は得られないとのこと。私が行ったときは、ガイドさんに勧められて何人もの人が川に顔をつけていました。
ホグワーツ特急のモデル:ジャコバイト号
スカイ島からエディンバラに帰る途中、ハリーポッターのホグワーツ特急のモデルとなったジャコバイト号に乗りました!私が乗ったのは、Mallaig発Fort William行きで後方車両の右側です。グレンフィナン高架橋を渡るジャコバイト号の美しい写真を撮りたいのならこのポジションが良いと思います。Fort William発の場合は逆なので要注意です。
ネス湖
ネッシーで有名なネス湖も、エディンバラからスカイ島までいく道のりの途中にあるので立ち寄りました。キャラクターが手抜きというか、可愛くなくて笑えます。
007ゆかりの地
アイリーン・ドナン城
007では、このドナン城はジェームズ・ボンドが属する英国の諜報機関MI6のスコットランド支部という設定ですよね。水に囲まれた孤島の上に建つ城が神秘的でした。道中の観光スポットとして、外観だけ見ました!
嘆きの峡谷
007のスカイフォールの撮影が行われたグレンコーの嘆きの峡谷。大自然って感じでした。
まとめ
スカイ島は絶景ありアザラシありで、大自然を堪能できる素敵な島でした!エディンバラからスカイ島までいく道のりもジャコバイト号、ネス湖、アイリーン・ドナン城、嘆きの峡谷など、見どころがたくさんあります。車があれば便利でしょうが、なくても、いくつかエディンバラ発のツアーが組まれています。私はツアーで参加しました。ガイドさんがスコットランドなまりで聞き取りに苦労しましたが、それも旅のいいスパイスでした。笑
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